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革について:革の基礎知識

革と皮の違い

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“皮”と“革”、どちらの漢字を使うのか悩む人は多いと思います。

どちらも「かわ」に違いはありませんが正確にいうと、動物から剥いだ生の状態のものを“皮”と表記します。

これに対して私たちが、20世紀以降に人工的に作られたバッグや小物として触れているものを“革”として表記するのが正解です。

この両者は鞣し(なめし)というプロセスの有無によって区別されています。鞣しとは動物の生皮の主成分である脂やたんぱく質を除きコラーゲン繊維を残すことで腐敗を防止し、柔らかくするために主に合成の脂(リンスと同じ)を再度入れ柔軟さを保持させる技術を指します。

鞣しの起源は古く、すでに原始の人々は捕らえた動物の内臓に皮を浸けるという、初期の鞣しかたを実践していたとされ、彼らが纏う(まとう)動物の毛皮こそ、現代に続く稀有なマテリアル“革”の歴史の第一歩なのでしょう。

彼らはで己の体を包み、道具をいれる袋として使用していました。その、鞣しの発見により人々はさらに煙で燻す、植物のタンニンに浸けるなど、さまざまな方法を経験し、効果のあった方法を極めていきました。

タンニンなめしの特徴として、

1)切り口(コバ)が茶褐色、

2)型崩れし難く丈夫、

3)染色し易い(染料の吸収がよい)、

4)吸湿性に富む、使い込む程艶や馴染みがでる、などがありますが、反面30以上の工程を踏まえる必要があるため高コストになるという点があります。

よく皮革製品で「飴色になる」と表現されますが、それはこのタンニンなめしの革製品の艶と馴染みによるものです。

文明の発達とともに、タンナーとよばれる専業職人が生まれ、クロムなどの化学薬品や機械の開発によって、大量に皮革製品を供給できるシステムが構築されました。

20世紀から皮革産業は今ある一大産業へと発展しました。

また化学繊維の発達が目覚しくなった昨今には、時代遅れのは淘汰されるかのように思われましたが、その兆しは見えないどころか、をもつことで原始の時代から寄り添ってきた、への愛着心がますます現代人に受け継がれていると言っていいでしょう。

(写真は、製品に加工する直前の皮革と、代表的な工具:ウィキペデァイより引用)


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